去年の12月にミャンマーで瞑想修行後、こころの動きということを意識することがおおくなった。そして最近ではタロットカードの面白さに気づいた。
人間の思考という作業では、「妄想」が切っても切れない関係である。

novelrobinson / Pixabay
まずは、下記に自分が思う点を書いてみた。
瞑想で分かること
- 妄想の根源は「目」「鼻」「口」「耳」「こころ」「体」から生まれてくる。
- 要するに人間のセンサーすべてから妄想が増えるきっかけを与えることになる。
- 瞑想では、妄想がでてきたことを理解し、妄想を観察することで、妄想を消す作業に近い。
瞑想では、妄想を観察することによって消す。心の動き(感情がどのような妄想(なやみ)から生まれてくるのか)を理解できるようになる
タロットカードで分かること
- カードごとに意味があり、それらの上下で意味がことなる。
- 上はポジティブ、下はネガティブな意味になりがちである。
- カードの暗示は、第三者(神みたいなもの)の掲示として受け取るのである。
- タロットカードの大アルカナでは、生命の樹や、4つの世界(神、天使、精神、人間)といった世界感をつかうことがあり、掲示が、どの世界からの暗示なのか、ステージが分かる。
タロットでは、具体的な解決策を第三者から提示をうけ、ものごとを「違う視点で考えるきっかけ」をつくる
要するにやっていることは、認知行動療法です!
関連性を見いだすと、これは認知行動療法で考えてみると関連性が見えてくる。認知から感情、身体、行動に影響がでてくる。それを紐解き自分の心の動きを理解する。具体的には、「悩み」「問題」「解決策」をキチンと整理していけるようにするリハビリみたいなものである。一連の体験によって私個人が思うところでは、タロットカード占いが思考を整理する上ではかなり良いという結論に至った。
ただし、タロットカードでは上下によってポジティブ、ネガティブな意味が決まってしまう。だがしかし、人というものは、ネガティブな情報に非常にセンシティブであり、ネガティブな情報から、良くないことを永遠と考えてしまいがちである。せっかく解決策が提示され、ポジティブに考えるきっかけとしてタロットが有効なのに、ネガティブな情報に人のこころが動かされるのは、よくないことである。そうなると、心の整理をするという考えでは、タロットカードのネガティブな掲示は必要ない。(ネガティブな情報のないエンジェルカードというものもある)
タロットで心を整理するおすすめの方法

rootport / Pixabay
タロットカードの占い方の代表格「スリーカード」がお勧めです。スリーカードはとてもシンプルで簡単にできるのがメリット。ただし、先ほども言ったが、タロットカードの人間の思考にネガティブな情報をあえて植え付けるような、ネガティブな意味はいらない(封印) すべて上が上に来るようにシャッフルして占いをしよう。占い師からすれば、邪道で深読みできないなどといわれるかもしれない。そこは、占い師に任せよう。ここでは個人でもできるこころの整理の一つの方法として提示する。タロットカードをエンジェルカードのように使おう。
用意するもの
- タロットカード 大アルカナ22枚
占い方
- カードの向きを上が上にくるように整理する。
- 上下入れ替わらないようにトランプを切るようにシャッフルする。
- 3枚目のカードを1枚出す
- 同じように3枚目のカードを1枚出す
- 同じように3枚目のカードを1枚出す
- ポジティブにリーディングする
タロットのスリーカードで占えること。
- PAST「過去」…あなたの行動が導いてきた状況
- PRESENT「現在」…「過去」が影響して、あなたの人生で現在おこっていること
- FUTURE「未来」…「過去」と「現在」の両方が作用してどのような結果を迎えるのか
- SITUATION 現在の状況
- PROBLEM 問題
- ADVICE アドバイス
- FEELING 「感情」 ダイレクトに感じる主観的な感情
- THOUGHT 「思想」 論理的にかつ客観的な考える
- ACTION 「行動」 何をすべきかを決定する
自由に、ポジティブに、リーディングすることで、心の悩みを解決していこう。
最後に
タロットって、スピリチュアルな要素が多くて、いろいろ覚えることが多いです。結局のところタロットの起源とか、スプレッドとか、複雑になって意味が分からない。調べてもわからないものにスピリチュアルな面を感じますね。ですが、最終的なところカードを思考ツールとしてつかってその人がどう感じてどうとらえるのか。どうしたらいまのストレスが解消し、今を大切に生きれるのかが重要です。
気楽にカードを引いていきましょう!あれ今、可愛いタロットカード探してます?
