世界一周の相棒、スーツケースとバックパックどちらを選ぶ?
「世界一周旅行」という言葉の響きには、特別なロマンがありますよね。しかし、その壮大な旅の準備で多くの人が頭を悩ませるのが、荷物を入れるカバン選びです。特に「スーツケース」と「バックパック」、どちらを選ぶべきかは永遠のテーマかもしれません。
移動の快適さをとるか、機動力をとるか。旅のスタイルによって最適な選択は変わってきます。この記事では、世界一周経験者の視点から、スーツケースとバックパックのメリット・デメリットを徹底比較し、あなたの旅に最適なスーツケースの選び方と、おすすめの商品をご紹介します。
スーツケース vs バックパック 徹底比較
まずは、それぞれの長所と短所を比較してみましょう。どちらが自分の旅のスタイルに合っているか、イメージしながら読み進めてみてください。
スーツケース | バックパック | |
---|---|---|
メリット |
・荷物の保護性が高い
・舗装路での移動が楽 ・パッキングや荷物整理がしやすい ・防犯性が高い |
・悪路や階段でも移動しやすい
・両手が自由になる ・体にフィットさせれば持ち運びやすい ・柔軟な収納が可能 |
デメリット |
・悪路や階段では持ち運びが困難
・重量がかさみやすい ・収納場所を取る |
・身体への負担が大きい
・荷物の保護性が低い ・荷物の出し入れがしにくい ・防犯面に不安がある |
こんな人にはスーツケースがおすすめ!
- 都市部を中心に旅をする人:舗装された道が多い都市部では、キャスター付きのスーツケースが圧倒的に楽です。
- PCやカメラなどの電子機器を多く持ち運ぶ人:ハードタイプのスーツケースなら、衝撃から大切な機材を守ってくれます。
- 荷物をきれいに整理したい人:内部の仕切りやポケットが充実しており、パッキングが苦手な人でも整理整頓が簡単です。
こんな人にはバックパックがおすすめ!
- 舗装されていない道や自然の中を旅する人:東南アジアの路地裏や南米の山岳地帯など、アクティブに動き回るならバックパックの機動力が活きます。
- 移動手段がバスや電車、徒歩が多い人:乗り降りの多い旅では、さっと背負えるバックパックが便利です。
- いわゆる「バックパッカー」のスタイルに憧れる人:旅のスタイルそのものを重視するなら、バックパックが気分を盛り上げてくれます。
世界一周に最適なスーツケースの選び方【5つのポイント】
スーツケースで世界一周へ行く!と決めたあなたへ。ここでは、長期旅行に耐えうるスーツケースを選ぶための重要な5つのポイントを解説します。
1. 容量とサイズ:90L以上が目安
世界一周のような長期旅行では、季節の異なる地域を巡るため、どうしても荷物が多くなります。最低でも80L、できれば90L以上の大容量モデルがおすすめです。ただし、航空会社の無料受託手荷物のサイズ規定(3辺の合計が158cm以内が一般的)を超えないように注意しましょう。
2. 素材とタイプ:頑丈なハードケースが主流
スーツケースには大きく分けて「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」があります。
- ハードタイプ:ポリカーボネートやアルミニウム合金などの硬い素材でできており、頑丈で衝撃に強く、防犯性も高いのが特徴です。世界一周では荷物を乱暴に扱われることも多いため、中身をしっかり守れるハードタイプが安心です。
- ソフトタイプ:布製で軽量、外側にポケットが付いているなど柔軟性に優れています。しかし、刃物で切られるリスクなど防犯面で不安が残ります。
3. 開閉方式:防犯性をとるか、軽さをとるか
- フレームタイプ:金属のフレームでがっちりと固定するため、防犯性が非常に高いのがメリット。一方で、重量があり、衝撃でフレームが歪むと開かなくなるリスクもあります。
- ファスナータイプ:軽量で、衝撃を吸収しやすいため壊れにくいのが特徴。拡張機能付きのモデルも多いです。防犯性が気になる場合は、二重構造の防犯ファスナーを採用したモデルを選ぶと良いでしょう。
4. キャスター性能:静音性の高いダブルキャスターが必須
長旅ではスーツケースを引いて歩く時間も長くなります。安定性と静音性に優れたダブルキャスター(合計8輪)を選びましょう。石畳の道でもスムーズに移動できるモデルは、旅のストレスを大きく軽減してくれます。
5. 重量:軽さと耐久性のバランスが重要
容量が大きくても、スーツケース自体が重すぎると航空会社の重量制限(一般的に23kg)に引っかかりやすくなります。最近では、大容量でも4kg台の軽量モデルが登場しています。素材や構造をチェックし、軽さと耐久性のバランスが取れた製品を選びましょう。
【目的別】世界一周におすすめのスーツケース5選
選び方のポイントを踏まえ、世界一周という過酷な旅にも耐えうる、おすすめのスーツケースを厳選しました。
総合力No.1!大容量・軽量・拡張機能付きモデル
長期旅行では、お土産などで荷物が増えることもしばしば。そんな時、拡張機能があれば安心です。信頼のエースブランドから、93Lの大容量かつ拡張機能付きのモデルをご紹介します。
頑丈さで選ぶなら!アルミフレーム採用モデル
何よりも荷物の安全性を重視するなら、堅牢なアルミフレームタイプがおすすめです。タフな環境でも中身をしっかり守ってくれます。
驚きの軽さ!100L超で3kg台の超軽量モデル
「大容量は欲しいけど、重いのは嫌だ」というわがままを叶えてくれるのが、日本のブランド「シフレ」のゼログラシリーズ。105Lという超大容量ながら、重量はわずか3.6kg。重量制限が厳しいLCCを多用する方にも最適です。
機動力重視!スーツケース感覚で使えるウィーラーバッグ
バックパックの機動力とスーツケースの運びやすさを両立したいなら、ホイール付きのダッフルバッグ(ウィーラーバッグ)という選択肢も。アウトドアブランドならではのタフな作りが魅力です。
コスパ最強!信頼と実績のアメリカンツーリスター
世界的なブランド「サムソナイト」が提供するアメリカンツーリスターは、品質と価格のバランスに優れています。長期旅行に対応できる大容量モデルが手頃な価格で手に入ります。
まとめ
世界一周の相棒となるカバン選びは、あなたの旅の快適さを大きく左右する重要な決断です。都市部をスマートに巡るなら高機能なスーツケース、辺境の地をアクティブに冒険するならバックパックやウィーラーバッグと、自分の旅のスタイルを想像しながら最適なものを選びましょう。
どんな旅のスタイルにも対応できるバランスの取れた一台を選ぶなら、信頼の日本製ブランドACE(エース)の「クレスタ」がおすすめです。93Lの大容量、いざという時に役立つ拡張機能、そしてスムーズな双輪キャスターを備え、あなたの長い旅路を力強くサポートしてくれるでしょう。
最高の相棒を見つけて、忘れられない世界一周の旅へ出発してください!
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