GPD MicroPC 2 徹底レビュー!現場で使える最強UMPCの魅力と実力を辛口評価

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「出先でサッと使える超小型PCが欲しい…」「でも、ポートが少なかったり性能が低いのは困る…」 そんな悩みを抱えるあなたに、ぴったりの一台が見つかるかもしれません。

結論から言うと、現場作業や出張が多いITエンジニアの方には『GPD MicroPC 2 (N300モデル)』が最強の相棒になります!

ポケットに収まるほどのコンパクトさにも関わらず、有線LANポートやHDMIまで搭載。 しかも、画面を回転させればタブレットにもなるという、まさに”夢のガジェット”です。

この記事では、6年ぶりに待望の復活を遂げた「GPD MicroPC 2」は本当に”買い”なのか、その特長から気になる点まで、徹底的にレビューしていきます。なぜこれほどまでにエンジニアから熱い視線を集めているのか、その秘密に迫ります。

GPD MicroPC 2ってどんなPC?

GPD MicroPC 2は、中国・深圳(シンセン)に本社を置くGPD Technology社が開発した、超小型PC(UMPC)です。 GPDはこれまでも「GPD WIN」シリーズや「GPD Pocket」シリーズなど、数々の個性的な小型PCを世に送り出し、世界中のガジェット好きを魅了してきました。

中でも「MicroPC」シリーズは、「工具のように使えるPC」をコンセプトに、特にITプロフェッショナルやネットワークエンジニア向けに設計された異色のモデルです。 その初代モデルの登場から約6年、性能も使い勝手も大幅に進化を遂げたのが、この「GPD MicroPC 2」なのです。

ここがすごい!GPD MicroPC 2の5つの特長

数ある小型PCの中で、GPD MicroPC 2がひときわ異彩を放っているのはなぜでしょうか。その唯一無二の魅力を5つのポイントに絞って解説します。

1. 圧倒的な接続性!このサイズでありえない豊富なインターフェース

GPD MicroPC 2の最大の特長は、コンパクトなボディに詰め込まれた豊富なポート類です。

  • 2.5Gbps 有線LAN (RJ45)
  • HDMI 2.1
  • USB Type-A (3.2 Gen2) × 2
  • USB Type-C (3.2 Gen2) × 2 (PD充電・映像出力対応)
  • microSDカードスロット

これだけのポートを搭載した7インチPCは、他に見当たりません。出先のサーバー室でコンソール作業をしたり、変換アダプタなしでプロジェクターに接続したりと、あらゆる現場で即戦力となります。 まさに「これさえあれば何とかなる」という安心感を与えてくれます。

2. 性能が大幅進化!Intel Core i3-N300プロセッサー

初代モデルは性能面でやや心もとない部分がありましたが、GPD MicroPC 2はCPUにIntel Core i3-N300プロセッサー(8コア/8スレッド)を搭載し、見違えるほどパワフルになりました。

公式情報によれば、CPU性能は約3倍、GPU性能は約5倍に向上しており、WebブラウジングやOfficeソフトでの作業はもちろん、少しした画像編集などもこなせる実用的なスペックを備えています。 これまでの「面白いけど実用は…」というUMPCのイメージを覆す一台です。

3. 2-in-1機構でタブレットにもなる!タッチパネル搭載

GPD MicroPC 2は、ディスプレイが180度回転する特殊なヒンジを採用しており、キーボードを裏返せばタブレットとしても使用可能です。

10点マルチタッチ対応のスクリーンは、立ったままの作業や、移動中の電車内などで直感的に操作したい場合に非常に便利。 用途に応じてスタイルを切り替えられる柔軟性は、一度使うと手放せなくなります。

4. 親指打ちが快適!考え抜かれたキーボード

キーボードは、両手で本体をがっちりとホールドし、親指でタイピングするスタイルに最適化されています。 右上にはタッチパッド、左上にはマウスクリックボタンが配置されており、マウスがなくてもポインタ操作が完結する設計は見事です。

バックライトも搭載しているので、薄暗いサーバールームなどでも確実にキー入力ができます。

5. 現場でタフに使える!軽量・堅牢ボディ

本体の重量はわずか約500g。 毎日カバンに入れても苦にならない軽さを実現しています。筐体には耐衝撃性に優れた航空グレードのABS樹脂が採用されており、ラフに扱われる現場での使用にも耐えうる堅牢性を確保しています。

本体の角にはストラップホールも付いているので、ネックストラップを付けて首から下げて持ち運ぶことも可能です。

おすすめは断然N300モデル!2つのCPUの違い

GPD MicroPC 2には、主に2つのCPUモデルが存在します。

  • Intel Core i3-N300 (8コア/8スレッド)
  • Intel N250 (4コア/4スレッド)

結論として、これから購入するなら断然「Core i3-N300」モデルがおすすめです。 コア数の違いから、特に複数の作業を同時に行う際の快適さに大きな差が出ます。

価格は少し上がりますが、その差額を払う価値は十分にあります。サクサクとした快適な動作を求めるなら、N300モデルを選んで間違いありません。

GPD MicroPC 2 (Core i3-N300 / 16GB / 512GB)

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現場で頼れるパワフルな相棒!このコンパクトなボディに、これだけの性能と機能が詰まっているなんて驚きです。ガジェット好きの心もくすぐる、まさに唯一無二の一台!

実際に使ってわかった!GPD MicroPC 2の気になる点

多くの魅力を持つGPD MicroPC 2ですが、購入前に知っておきたい点もいくつかあります。

  • キーボードは慣れが必要: 親指打ちに最適化されている反面、キーが小さく配列も特殊なため、一般的なノートPCのような長文のタッチタイピングには向きません。
  • Webカメラがない: オンライン会議が主流の現在、Webカメラが搭載されていないのは少し残念なポイントです。
  • ファンノイズ: 高いパフォーマンスを維持するため、高負荷時にはファンの音が少し気になる場面があります。 ただし、これはBIOS設定で調整も可能です。

これらの点は、GPD MicroPC 2が汎用的なノートPCではなく、特定の用途に特化した「プロ向けの道具」であることの裏返しとも言えるでしょう。

GPD MicroPC 2はこんな人におすすめ!

これまでの特徴を踏まえると、GPD MicroPC 2は以下のような方に特におすすめです。

  • 現場作業が多いネットワークエンジニアやIT管理者
  • 出張が多く、いつでもどこでもPC作業がしたいビジネスパーソン
  • 変換アダプタをたくさん持ち歩きたくない人
  • 誰とも被らない、尖ったコンセプトのガジェットが好きな人

逆に、メインPCとして長文のレポートを作成したり、動画編集や本格的なゲームをしたいという方には、より大きな画面と標準的なキーボードを備えた別のPCをおすすめします。

まとめ:唯一無二の魅力を持つ「現場の相棒」

GPD MicroPC 2は、万人向けの製品ではありません。しかし、その尖ったコンセプトと完成度の高さは、他のどのPCにも替えがたい唯一無二の価値を持っています。

圧倒的な携帯性と、どんな現場にも対応できる豊富なインターフェース。そして、タブレットにもなる柔軟性。これらは、常に移動し、様々な状況に対応する必要があるプロフェッショナルにとって、何より心強い武器となるでしょう。

もしあなたが「最強の現場ツール」を探しているなら、GPD MicroPC 2は間違いなくその最有力候補となる一台です。

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